【読了】コンビニ人間
◎あらすじ
「いらっしゃいませー!」お客様がたてる音に負けじと、私は叫ぶ。古倉恵子、コンビニバイト歴18年。彼氏なしの36歳。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて…。現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作。
◎感想
「コンビニ」という言葉を見ると便利、機械的、不健康、、、あまり良いこと浮かびませんでした。マニュアル通りにやっていれば良い、という感じ。
恵子はバイトで生活していて彼氏もいない「異常」として描かれていました。普通、常識とはなんなんだろうと考えさせられる物語でした。
一旦辞めたコンビニバイトでしたが最後は自分の意思でまた戻っていてしっかりした人間やん…って思いました。
普通、って周りがつくっている価値観で、それに囚われずに自分の普通を見つけられたらいいな。
【読了】ユートピア
◎あらすじ
太平洋を望む美しい景観の港町・鼻崎町。先祖代々からの住人と外から来た新たな入居者が混在する町で生まれ育った久美香は、幼稚園の頃に交通事故に遭い、小学生になっても車椅子生活を送っている。
一方、陶芸家のすみれは、久美香を広告塔に車椅子利用者を支援する福祉ブランドの立ち上げを思いつく。出だしは上々であったが、ある噂がネット上で流れ、徐々に歯車が狂い始める…。緊迫の心理ミステリー。
◎感想
ユートピア･･･「現実の社会に不満をもつ人が夢想する理想的な楽土。理想郷。」
読み進めていくうちに晴れていたのに分厚い雲で覆われていく感覚になりました。善意は悪意より恐ろしい。物語に出てくるすみれ、菜々子、光輝は善意でやっていることなのにどこかで見返りを期待しているし、謙遜や譲り合いをしながらも自分が正しいと思っている。意志を持ちながらも表面には出さず本音と建前を使い分けて、女性特有の(？)心理戦になっていたような気がする。ｺﾜ*1
でもどこか、共感してしまう自分もいたりして。胸がざらつきました。。
自分の理想とする空間、居場所、ユートピア。さまよいながらもいつか見つけることができるのでしょうか。。
*1:´д｀
【読了】桜のような僕の恋人
宇山佳佑さんの「桜のような僕の恋人」という小説を読みました。
◎あらすじ
カメラマン見習いの晴人と、新米美容師の美咲。恋に落ちた二人だが、美咲は人の何十倍もの早さで年をとる難病を発症する。しかも、治療法はないと告げられ……。桜のように儚く美しい恋の物語。
◎感想
この本、ひとことでいうと「泣ける本」。
涙止まらんかった、、
私なら病気だとわかったら1人で抱え込めないし死ぬまで一緒にいたいし姿が変わってしまっても嫌われない、好きでいてくれるだろうと期待して相手のことを考えずに言ってしまうと思う。
でも美咲は「変わっていく姿を晴人には見られたくない、今の自分を覚えていてほしい」という思いでいきなり、一方的に分かれる道を選んだ。強い女の子やなって思った。でも、強くさせてるのは、兄や兄の彼女の支えもあったけどやっぱり晴人の存在が大きくて。。
美咲が亡くなったあとに見つけた晴人宛の手紙の内容、、、感動した、、、
「変わらないもの」と「変わっていくもの」があって、(全く変化のないものはないと思うけれど)それを上手く表現している物語だと感じました。晴人が撮ったのは風景。風景はすぐに変わるものではなくて何十年先も残る。美咲の写真は1枚も取ってなくて。後悔しなかったのかな。。
1番大切なものは心の中にしまって鍵かけとこう。晴人の中の美咲は若くてきれいなままなんだなぁ。
「桜のような僕の恋人」というタイトルがすぅっと心に入ってきた瞬間でした。
泣く準備をしてから、ぜひ読んでみてください。(電車とかで読まないように…！)
読んでいただきありがとうございます。
それではまた👋
【メンヘラ？！】地雷メイクについて
今話題の地雷メイク。
ミオラー(ミオヤマザキのファンの人たち)がよくやってるメイクやん！というイメージでした。
私もスレ処女は捨てていてミオラー(だと思っている)のでいざやってみよう！と思いたちまして。
ふだんメイクは最低限で生きている人なので、とりあえずYouTubeを見て勉強することに。
益若つばささんの動画を見ました。↓↓
メイクの技術はもちろんなのですが、特にすごいなぁと思ったのは、地雷メイクとはどういうメイクなのかという考察。
地雷という言葉はめんへら、重い人というような人の性格を表す言葉であまり良いイメージではないけど、地雷の女の子は人一倍コンプレックスが強い。地雷メイクはコンプレックスを隠そうとするメイクだ、という考察をしていました。深いぃ〜、、、
メンヘラの子たちがやっているのは可愛いけど地雷って言葉がなんだかなぁと思っていたのですがそんなの吹っ飛びました。
益若つばささん可愛すぎた、、
メイク道具がないのでとりあえず私は赤っぽいアイシャドウとアイライナーを買いに行きます笑
読んでいただきありがとうございます。
ではまた👋
【ねこになりたい】理想の関係
人とねこの関係が1番の理想です。
もっと言うと人間ではない動物ならねこじゃなくてもいい。
お互いの言葉が通じてしまうからこそすれ違いが起きたり争いが起きたり人の悲しみがわかってしまったりするのではないかと思う。そこには少しの「期待」があって。
わかってくれるでしょ？なんでわかってくれないの？わかってよっていう。
そういう期待がなくなればもう少し平和になるんじゃないかなと思うのです。
ねこが相手なら、「なんでそんなことするの〜、まぁねこだしにゃ〜、わかんないよにゃ〜、よしよし」ってなるような気がする。
"言葉なんかおぼえるんじゃなかった
日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで
ぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる"
田村隆一さんの「帰途」という詩。
私の好きな言葉のひとつです。
私は人間で、今までどれほどの人を傷つけてきたことか。自分で自覚しているだけでも多いのに無意識に傷つけていることの方が多いはずなので謝っても謝りきれないと思う。ごめんなさい。
でも、私は人間で、人間に生まれて、言葉を使えるから人の感情に気づくことができる。寄り添えることができる。良い方に使えるように心がけたいです。
ねこになりたいという思いは消えませんฅ(^^ฅ)
読んでいただきありがとうございます。
ではまた👋
【さらつやヘア】MIRANDA ヘアトリートメント
SNSでよく見かけて気になっていたものを発見しました〜〜！
キャンドゥで購入しました「MIRANDA」というヘアトリートメント。
恥ずかしながら普段お風呂入ったあとのヘアケアは何もしておらず、ガーッとドライヤーしてボサーっと過ごしていました(´ω｀）ﾄﾎﾎ…
そんなズボラな私でも簡単に使える優れもの！笑
タオルドライした髪にこのヘアオイルを馴染ませて乾かすだけでまとまるしさらさらになりました素晴らしい👏( ˊᵕˋ )
100円だから手を出しやすいの良きです。女子力上げてこ〜〜と心に決めました´-`）
読んでいただきありがとうございます。
それではまた👋
読書週間
すぐに別世界へ飛んでいけるので本って良いなぁと思います。
友達におすすめしてもらった本を少しずつ読み進めています。(感想はまた書いていこうと思ってます^^*)
もともと本を読むのが好きだったことを思い出して懐かしい気持ちになりました。
中高の休み時間は本が友達だったし、家に帰って宿題せずに(笑)、でも勉強してるフリして本を読み漁ってたなぁ、、 一種の現実逃避みたいな。
当時読んでいた本を今読み返すとまた違った見方があったり。
高校時代のことを懐かしい、と感じるようになったんだなぁと成長(？)を感じました。
読んでいただきありがとうございます。
それではまた👋
